サイレンマジョリティ
マジョリティとマイノリティ。
マジョリティとは多数派、マイノリティとは少数派のことである。
何を取っても、多数派と少数派に大別されるのは世の常であり、常にマイノリティであれば社会的なレッテルは多く持つことになり、常にマジョリティであれば付和雷同、良くも悪くも平凡的となり埋没する。
例としてファッションを挙げると、奇抜なデザインの服を毎日着てれば「一人パリコレ」と揶揄されることになり、毎日ファーストファッションを着てれば「量産型」と笑われる。世の中とはそんなものである。
出る杭は打たれるし、出ない釘もまた埋没するように打たれるのだ。
ELOという雑誌がある。
決してロリコン御用達の雑誌ではない。
高校生大学生向けのファッション雑誌であるが、良くも悪くも量産型なのである。街中の大学生を見てほぼ2/3ぐらいの人間がこんな格好をしているのではと思うぐらいである。
こんな人間たちが、チェックシャツをオタクファッションとバカにしてたのは面白い。
根本的にはガンキャノンとガンタンクぐらいの差でしかないのである。
結局のところ、個性取って付けたもので、あってないようなもので、マジョリティもマイノリティもないのである。